2007-08-26から1日間の記事一覧
ヴォルディモート台頭の背景にスリザリン差別があったと思われる。物語ではグリフィンドールが優遇され、スリザリンがひどい目にあっている場面がたくさんある。スリザリンの文化が家柄重視、純血主義なのは差別に対する反発とも考えられる。日本では翻訳の…
7巻でのハーマイオニーの用意周到さ、冷静さはもはや異常と言ってもいいレベルであり、あまりの便利さからドラえもん(ドラミちゃん)と呼ばれているくらいである。 4次元ポケットに似たアイテムまで持っている。ハリポタの中で理性とモラルを持って行動してい…
実に驚くべきことだがハリポタにはテーマらしいテーマがない。児童書には説教くさいテーマが普通入るものだがハリポタにはない。多くの物語では主人公は試練に立たされる。自分の認めたくない弱さを認めるとか、自分にとって大切な何かを失うとか、あるいは…
ハリーはヴォルディモートが殺しそこなった唯一の人物であった。ハリーが魔法界で有名人になるのはこの事実による。ヴォルディモートがハリーを殺せなかったのはリリーの保護魔法のおかげである。しかしこの保護魔法については残念ながら本編中で詳しく語ら…
魔法を唱えるのに必須なアイテムであるワンドには意思のようなものがあり、ワンドがマスターとして認めた魔法使いがそのワンドを使うと魔法が強力になり、それ以外の者が使うと魔法が弱くなる。また誰かが他人のワンドを奪ってその相手(ワンドのマスター)に…
ヴォルディモートは優秀な魔法使いであったが彼が魔法界全体の脅威となったのは死んでも復活できる能力があったからである。その能力を持つために必要なアイテムがHorcruxである。 Horcruxとは自分の魂の一部を物体または生物の中に保存したものである。 Hor…
スネイプとリリーは幼馴染だった。スネイプはリリーを好きだった。リリーはスネイプを嫌いではなかったがスネイプがヴォルディモートへ傾倒しマグル(人間)を差別視するようになるとスネイプと袂を分かった。ダンブルドアは伝説のワンド(Elder Wand)を持って…
7巻を読み終わった人達と某掲示板などでしばらく話をしてみてようやくシリーズ全体への感想がまとまって来たのでハリポタとは長い付き合いでもあり最後にちょっと書いておく。話の性質上、恐ろしくネタばれする。多くの人が指摘しているようにハリポタは学園…